注意事項
グロースファクターは施術時間が短く、安全で副作用もないプチ整形とされていますが、それでも医療行為の1つですから、幾つかの注意事項があります。カウンセリングの際には気に掛かることは何でも医師に相談し、また医師が伝える注意事項はきちんと守るようにしましょう。
グロースファクターは、ご希望により注入前にクリーム状の麻酔を塗布し表面麻酔を施してから施術に入りますから、以前に麻酔によってアレルギー症状の出たことがある人は医師にその旨を伝えておきましょう。麻酔の為、施術中に痛みを感じることはありませんが、施術後麻酔が切れると軽い痛みや顔のほてり、赤みなどが出てくる場合があります。しかし軽度のもので、大体2～3時間もすれば収まってきます。また施術後3～4日、小さなかさぶたや軽い発疹、むくみがでる場合もありますが、これらも化粧でカバーできる程度で数日すれば消えていきます。
施術後は肌が敏感になっています。
施術直後からメイクは可能ですが、できれば2～3時間控える方が良いでしょう。また施術当日から入浴や洗顔も可能ですが、施術部分を強くこすらないようにします。顔そりや垢すり、ピーリング等も顔に強い刺激を与えることになり、場合によってはシミになってしまう可能性があります。刺激の強い化粧水や化粧品を避け、肌に優しい化粧水でよく保湿するようにしてください。紫外線にも弱くなっており、皮膚を通過しやすい状態になっていますから、紫外線に当たることで普段以上にシミや皮膚の老化を促進させてしまいます。紫外線を避け、また外に出るときは必ず日焼け止めを塗るようにして下さい。日焼け止めは紫外線散乱剤を使用した低刺激・低アレルギー性の、SPF18PA＋＋程度のものを使用します。またできるだけ飲酒や喫煙も控え、激しい運動もしないようにしてください。
グロースファクターを受けられない人もいます。
例えば皮膚の感染症を患っている人、コントロール不良の糖尿病・悪性腫瘍・悪性疾患の治療中である人等はグロースファクターの使用は不可となっています。またペースメーカーを付けている人、インプラントを入れている人などは、施術が可能かどうか医師が判断しますから、カウンセリングの際に申し出てください。
これらの点をしっかり守っていれば、グロースファクターは基本的にリスクは少なく、普段の生活に支障がでるようなことはありません。2週間～1ヶ月ほどでグロースファクターの若返り効果を実感することができるでしょう。
